車を運転しているとついつい速度を出しすぎてしまった経験は誰にでもあると思います。
スピードが出すぎていることに気づいて速度を落とせば問題はないのですが、そのまま走行して警察に捕まると、スピード違反で切符を切られてしまいます。
そんなスピード違反について、今日は読者のYさんからいただいた体験談をご紹介します。
愛媛県の交通量の少ない国道を走行中に……
Yさんの体験談は以下のように始まります。
暗くなるのが早い冬の夕暮れ、確か1月か2月頃の18時頃だったと思います。彼とデートの後、家に帰る帰り道。あたりは暗く信号のないゆるやかな海岸線の直線道路でした。私の他には車は走って無かったので家路へ急ぐ気持ちと、暗いのでスピードが出てる感覚はありませんでした。
場所を伺うと、「愛媛県の国道378号線の下浜付近」とのこと。ストリートビューを見てみると、この通り見通しがよい直線がちの道路で、ついスピードが出がちな道路といえます。
体験談は更に続きます。
私一人の車が暗闇で走っていると思っていたのに、後方がが急に明るくなり、ふとバックミラーを見ると、いつから居たのか? 後方の車が回転灯を回して「前の車、横に止まりなさい。」と。パトカーだと認識した時には、すでに遅く焦りながらスピードを落とし路肩に停まり窓を開けました。
警察の規定では、一般道で追尾を行う距離は100メートル程度とされています。時速60キロで走行していると数秒で通過するので、一瞬で速度を測定されてしまいます。
ではこのYさん、一体何キロくらいで走っていたのでしょうか?
「急いでました?」冷静に淡々と話す警察官。法定速度50キロのところ75キロで走行し、25キロオーバーと青い紙に書かれており、違反点数3点、反則金¥18000円。
あたりが暗かったので路肩に停まって待ち伏せしていたパトカーが全く見えまず、「あと少しの30キロオーバーなら免停ですよ?」の言葉にも驚きながらとっさの出来事に焦るばかりでした。
なんと、警察官の測定値で、制限速度50キロを25キロ上回る75キロも出していたとのこと。確かにこの速度だと捕まってしまうことがわかります。体験談に「路肩に停まっていったパトカーが全く見えず」とあるので、途中までは後ろも見つつ気をつけて走っていたのでしょう。ですが一瞬の隙を突かれ、捕まってしまったことがわかります。
25キロオーバーのペナルティは3点・18000円。青切符とはいえ、結構な出費になり、次回のゴールド免許も取得できなくなってしまいます。
スピード違反で警察に捕まらないためにはどうするべきか?
今回は残念ながら捕まってしまったYさんですが、今後捕まらないようにするには、どうすればよいのでしょうか?
①みんなが気持ちよくスピードを出せそうな道路では、取締もされていると考える
見通しの良い直線道路や道幅の広い道路では、誰もがスピードを出しがちであり、警察もそれを把握しています。このため、警察が取締を行う絶好の狩場となっているケースがありますので、十分に注意して通行する必要があるでしょう。
②夜間はスピードを控える
今回Yさんは体験談の中で「夜間なのでパトカーに気づけなかった」と述べています。昼間であれば気づくはずの白黒パトカーも、夜間になると格段に判断が難しくなります。
また、夜になると視力が落ちる上、動物・人の飛び出しなどにも反応が遅れることが予想されるため、パトカー以上に交通事故の危険も出てきます。
今回のYさんは計測速度が75キロとのことでしたので、メーター読みで恐らく80キロ〜85キロ以上は出ていたと思います。もう少しだけスピードを控えていたら、検挙は免れたかもしれません。
③レーダー探知機を活用する
パトカーの追尾式速度取締機は、レーダーを発して対象車両の速度を測定します。このため、追尾式レーダーをキャッチして警告を発してくれるレーダー探知機があれば、警察の追尾に気づいて速度を落とすことができたかもしれません。
また、ユピテルのレーダー探知機では、走行しているエリアが取締エリアであれば警告を表示してくれます。このような警告を活用することで、警察の取締を回避することができる可能性が高まります。
当サイト人気No.1のレーダー探知機「ユピテル LS320」
ユピテルのレーダー探知機「LS320」は、モニター・レーザー受光部が一体型となっている、ユピテルの中間層に位置するレーダー探知機です。
レーダー探知距離・探知性能は業界屈指であり、マップ表示や燃費表示、OBDIIを利用した自動車との接続など、機能が多彩になっています。
警察の取締を回避しつつ安全運転をサポートするアイテムとして、ぜひ導入を検討したいところですね。